作家さんが魂込めて作った作品をレビューするなんて、いくらお金を払って買って読んだからといって恐れ多いことです。
それでもこのブログではレビューをし、必ず下記二つの項目を記載しようと思います。
- その作品に合いそうな読者層、合わないかもしれない読者層
- 管理人のお気に入り度の10段階点数
ここから下は、いち読者に過ぎない管理人がレビューを書くことへの言い訳と、書くからには基準を明確にしておこうという趣旨の記事です。
どちらかというと管理人の罪悪感から来ている記事ですので、こまけえことはいいんだよ!というタイプの方はブラウザバックして頂いて構いません。
どれどれ、ちょっと聞いてってやるか。という方はこのまま下へどうぞ。
それでもレビューを書く理由 小説の敷居を下げたい!
残念なことに、就職や受験、結婚や出産など、忙しくなればなるほど小説を手に取るライトユーザーは減っていると感じます。それも、二十年前よりも十年前、十年前よりも五年前、五年前よりも今年といったように年々減っているのではないでしょうか。
もちろん、読書が生きがい!本に囲まれて生きていたい!という方もたくさんいらっしゃると思います。そういった方は、忙しい合間でもなんとか時間を作って本を読んでいるのではないでしょうか。
そうした方の本選びの一助になることも嬉しいですが、管理人が一番振り向いて欲しいのは、以前は本が好きだったのに最近読まなくなったなあ…という方たちなのです。
なぜ読書が選ばれにくい娯楽になってしまっているのか…活字離れや競合する娯楽の増加など、それはもうたくさん理由はあると思います。そのうちの中に
- 一目で魅力が伝わりにくい
- 比較的時間を要する
という2点があると思われます。
1点目についてですが、映画は1分間のCMでもピンとくることがあります。音楽は15秒のCMで聞いただけでもファンが増えるかもしれません。漫画は一話読んでみる、youtubeに至っては1分で完結する動画がたくさんあります。
反面、この点において小説は圧倒的に不利です。どんなに書き出しに魂を込めた小説だって、表紙や冒頭だけで魅力を伝え、買ってもらうというのは並大抵のことではないでしょう。
そこに被さって、2点目の「時間を要する」という敷居が出てきます。
1点目×2点目=という式で起きるのは…
忙しいのに時間をかけて読んだ小説がハズレだったら耐えられない!だったら映画や動画を見る!
という選択なのでないでしょうか…。ここまで明確に言語化していないかもしれないですが、無意識のうちに思っているかもしれません。
なので、当ブログでは忙しい時間をかけて読んだのに自分には合わなかった、というミスマッチを減らす材料を提供したいのです。
どんなにベストセラーでも、全ての人に合うわけではありません。反対に、それほど有名でなくても自分はこの本が好きだ!という嬉しい出会いもあると思います。
多忙な中でこそ、自分にクリティカルヒットする作品に出会えると嬉しいと思います。久々に本を読んでみたけど、面白いじゃん。次も読んでみようかな。
そんな経験の一助になれたらこれほど嬉しいことはありません。
いろいろ言っている管理人の採点基準については、下のページを参照頂ければ幸いです。
いきなりのクエスチョンにいきなり自分で答えてしまいますが、答えはノーです。少なくとも管理人はそう思っています。
得点が高ければ面白いはずじゃないの? と疑問の声があるかもしれません。確かに、管理人にとっては満足度が高か[…]
まとめ
レビューについてはこの記事だけでは言い切れないところもありますが、まずはこのへんで。
なかなか時間がとれないこのご時世だからこそ、上手な情報交換でよりよい読書ライフを!