紹介人が現れないと記事の書きようがないため、危うく初回で終わってしまうかと思いましたが…このたび管理人のリアル友人が協力してくれましたので第二弾として取り上げます。
第二弾では本多孝好さんを紹介してくださるとのことで…管理人は恥ずかしながら存じ上げない作家さんでした。自分の知らない作家さんの作品を推し合うというのも読書の醍醐味ですね。
では早速、まずは今回の紹介人のご紹介!
今回の紹介人
早速作家さんの紹介…の前に、今回作家さんを紹介してくれる人の紹介を!(ややこしい)年代や趣味など、自分と好みの近い人の紹介であれば自ずと作家さんに対する考えも合う…かもしれませんので。

温泉に行ってボーっとしたい。息子がかわいい
- 二ックネーム:ヴォイジャー
- 性別:男
- 年齢:30代中盤
- 趣味:カメラ、子どもと遊ぶ、動画編集
- 職業:医療従事者
- 血液型:O型
- そのほか:左利き
本多孝好さんについて
本多 孝好(ほんだ たかよし、1971年 – )は日本の小説家、推理作家。東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒。と、今回も概略についてはウィキペディア先生に教えて頂きました。いつもすみません先生!
弁護士を志して法学部に在籍していたが、大学4年生の時、同じ学部の金城一紀に卒業文集に入れる小説の執筆を依頼されたことがきっかけとなり、作家を志すようになった。その後、金城の助言で習作を続け、共に切磋琢磨した。本格的に作家を目指すか、弁護士になるか心が揺れていた時(1994年)に「眠りの海」で第16回小説推理新人賞を受賞し、作家になる決心をした[2]。
受賞から約5年の歳月を経て、デビュー作を含む短編集『MISSING』が発売され、このミステリーがすごい! 2000年版でトップ10に入り脚光を浴び、約10社から執筆依頼が舞い込んだという[2]。デビュー以降、物語をつくるという根底に、死への恐怖心とそれに対する覚悟の作り方があり[3]、「生と死」を主題とした作品が中心となっていた。しかし、新しいことに挑戦しようと思い立ち、新たに走る場所を探し始め[4]、時代や社会に焦点をあてて書いた『正義のミカタ I’m a loser』を執筆。また、『MOMENT』執筆から7年後、登場人物の7年後を描いた姉妹作『WILL』を執筆。自分(現実世界)と同じ時間を過ごしてほしいとの想いから、7年後の物語として書き上がることとなった[3]。『ストレイヤーズ・クロニクル』では娯楽性を重視し[4]、田島昭宇の挿絵を取り入れた作品となっている。
2008年11月、『FINE DAYS』に収録された「イエスタデイズ」が自身の作としては初めて映画化された。2014年から2015年にかけて、『真夜中の五分前』、『ストレイヤーズ・クロニクル』、『at Home』が相次いで映画化。2018年7月期のドラマ『dele』(テレビ朝日)では、原案と脚本を担当
経歴をみると出だしから衝撃なんですが、弁護士を目指している最中に作家になったんですね…1994年といえば本多孝義さんは23歳でしょうか。
4回生の時に初めての作品を書き始めたとありますので、デビューまで1~2年の間の話と思われます。弁護士になる勉強だけでも過酷でしょうに…驚きです。
ものすごく勝手な話ですが、管理人的にはできれば勉強と創作の二刀流が成り立っていなかった方がうれしい。
頭では弁護士の勉強をしなきゃと分かってる、分かってるけど…小説書くのがおもしれぇ!そんな葛藤の中、弁護士として旅立っていく級友たち。

あんた一体いつになったら楽にさせてくれるんだい。エミちゃんなんか検事になったっていうのにあんたって子は…
ぐらいがいいですね。そっちの方が、感情移入のしがいがある(なんの)。
というか、2014年から2015年にかけて、『真夜中の五分前』、『ストレイヤーズ・クロニクル』、『at Home』が相次いで映画化。2018年7月期のドラマ『dele』(テレビ朝日)では、原案と脚本を担当
ってここ5年ぐらいだけでもめっちゃ映像化されてるじゃないですか…ほんとにほんとに、管理人の勉強不足が露呈されることとなりました。失礼いたしました。
この作家さんとの出会い
ヴォイジャー氏、普段はあまり小説を読まないそうです。多忙ですしね。そんな彼は、どんなきっかけで本多孝好さんの作品を手に取ったのでしょうか。
本屋で見つけた時、表紙の写真に惹かれて買っちゃったなー
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表紙!?
確かに本屋さんで出会った直感で本を買うのは大事だと思っているんですが、表紙が気になったら次は中身をパラパラと見たくなるもので。あるいは帯とか、背表紙に書かれたあらすじとか…。
100%完全に、表紙の視覚的な情報だで買ったことは記憶にないですね。
ヴォイジャー氏の1番の趣味がカメラだという点も面白い。美しい構図や色合いに惹かれたわけですね。人によって重視する点がこうも変わる。人間ってオモシロ!そら、どこぞの死神も感心します。
ちなみにヴォイジャー氏が表紙に惹かれて買ったというのはこの作品。
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なるほど…確かにこれはキレイな写真。この作品、サイドAとサイドBの二部構成で1つの作品なのですが、2つのコントラストもかっこいいですね。
ほかの作品の表紙も見てみたのですが、本多孝好さんの作品ってどれも表紙がオシャレですね!イラストのものもあるのですが、写真を使った表紙が中心となっている印象です。
これって小説の表紙としては意外と珍しいことかも…と感心してしまいました。写真の表紙、かっこいい。
ハマったきっかけ
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表紙買いで買った作品が、自分の好みに合ってハマったんやね

いや、意味わからんかったw
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えええ!?
どれどれと思い、Amazonレビューを見てみると…誰1人そんなことは書いてない!大丈夫かヴォイジャー氏。もう少し話を掘り下げてみたのですが。

すまん、よく覚えてないw

次に買ったこれが面白かったから!
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あ、なるほど!よくわかんなかったけどもう1冊買ったわけですね!ナイスガッツ!というか、真夜中の五分前に関しても、きっと何かしら魅力を感じたのかもしれないですね…覚えてないようですが。
イチオシ作品
MISSINGをきっかけに本多孝好さんの作品にハマっていったというヴォイジャー氏。そんな彼に、イチオシの作品を聞いてみました。
なんだっけな、なんかいろんな人が書いてる短編集の1本なんだよな
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人気の男性作家6人が恋愛をテーマに書いた短編集、かなるほど…ってこれすごいメンツですね!伊坂幸太郎さん、石田衣良さん、市川拓司さん、中田永一さん、中村航さん、そしてトリを務める本多孝好さん。
勉強不足の管理人でも名前ぐらいは聞いたことのある作家さんばかりです。唯一、中田永一さんだけ存じ上げなかったので調べたら…乙一さんの別名義でした。マジか。
ヴォイジャー氏はこの中の1本、本多孝好さんが書いたSidewalk talkが特にお気に入りとのこと。なんと、今はとっても良い時代。Sidewalk talkだけでもばら売りされているのを発見しました。
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というわけで、取り急ぎこれだけ買って読んでみました。今思えば一冊丸ごと買っちゃえばよかったんですが、酔っていたもので。あ、読んだときはちゃんとシラフで読みましたよ。
読んだ感想としては、イイですね。なんというか、もっとふわっとした世界観の作風の方なのかと勝手に予想していましたが、少なくともこの作品は非常に現実的な設定、描写でした。
離婚を決めた夫婦が交わす最後の日の会話…ともすれば暗くなってしまいそうな設定ですが、終始さわやかな読み心地と、しっかりとしたドラマが印象的でした。
短編が多い作家さんであるというのも、ヴォイジャー氏がハマったポイントかもしれません。なにかと働き盛りの年代で、今や一家の大黒柱。長編を読む時間は捻出しづらくとも、短編はわずかな隙間時間でありながら時に元気がもらえたり、大切な読書体験となりえます。
おわりに
以上、本多孝好さんの紹介でした! ヴォイジャー氏、ありがとうございます!2回目の記事にして初めて自分の知らない作家さんで記事を書くことになりましたが、なんとか不定期連載企画として継続していけそうな手ごたえです。
引き続き知人を中心に、不定期ですがこの企画を続けていきたいと思います。
また、もし自分の推し作家さんを紹介したいという方がいらっしゃいましたら、ご連絡をお待ちしています。コメントからでも、お問い合わせページ(画面最下部かメニューパネルから)からでも構いません。
特別謝礼は出せませんが、記事としてまとめさせて頂きます。推す作家さんのジャンルは問いませんが、小説を出版したことがある作家さんに限らせて頂きます。
また、必ず記事になることを約束するものではありません…ご期待に沿えない場合はごめんなさい。
応募があるのかもよく分かりませんが、とりあえず告知でした!
今回の記事は以上です。最後まで読んで下さりありがとうございました!@仕事始めという真夜中の5秒前にいる管理人kei