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オーディオブックを月〇冊以上買う人はaudio book.jpがお得&おすすめ【Audibleと比較】

皆さんは、オーディオブックが今アツいことをご存知でしょうか?

先日オーディオブックの大手audio book.jpの会員数が100万人を突破したことからも、もうとっくに始めているわ!という方は多いかもしれません。

管理人もこの波に乗ろうということで、オーディオブックを先日から始めているんですが…最初に思ったのは、まずどこの会社のサービスを利用したらいいのか分からない!

というわけで調べてみたところ、選び方ひとつで大きく得にも損にもなりうると分かりました。

それは各社で違う料金プラン体系によるところなのですが…本記事では、どれぐらいオーディオブックを聴くかのタイプ毎に合うサービスを検討してみました。

自分のスタイルに合わせてサービスを選んだ方が断然いいですよ!

 

 

オーディオブックとは?

比較に入る前に、まずはオーディオブックについてご紹介。

オーディオブックとはその名の通り、耳から本を聴くという方法。小説・ライトノベルはもちろん、ビジネス書や英会話の教材、自己啓発本、資格の教材など様々な書籍が今、オーディオブックに対応して聴くことができます。

プロの声優さんや、芸能人の方の朗読で本を楽しめるというわけですね。

また、紙の本にはない、講演会の録音やラジオドラマといったコンテンツも対応しています。

なぜわざわざ本を耳から聴く必要があるんだ?本なんだから読めばいいじゃないか。そう思った方もおられるかもしれません。ですが改めて考えてみると、耳から聴くことには数多くのメリットがあるんです。

ざっと挙げてみると…
  • 運転や家事、ランニング中、就寝時など手がふさがっていても使える
  • 目が疲れない
  • 好きな声優さんの声で聴くことができる
  • 字を読むのが苦手でも大丈夫
  • 夜行バスなど電気を付けられないシチュエーションでも本を読める
などなど。特に、audio book.jpの「忙しいあなたも、耳は意外とヒマしてる」というキャッチフレーズにも象徴されるように、時間を有効活用できることが人気の要因として大きいようです。

 

 

大手2社が他社をリード

では実際にオーディオブックを始めてみようと思うと、どのような方法があるのでしょうか。

現在、日本でオーディオブックを取り扱っているサービスはいくつかありますが、扱っているタイトル数やサービス内容で大きく他社をリードするのはaudiobook.jpAudible(オーディブル)の2つです。

その他では強いてあげるならkikubon小説に特化しているという点で特色があります。小説以外の本を聴く気はないという方は候補にあげてもいいかもしれません。

ただ、管理人の印象としては小説特化とはいえ、対象作品が偏っているかなという印象がありました。このあたりは好みだと思いますし、kikubonのサイトはシンプルでラインナップが見やすいので、気になる方は一度覗いてみるのがいいと思います。


kikubon(キクボン)

オーディオブックサイト耳で聴く本(きく本)「kikubon」。銀河英雄伝説、アルスラーン戦記等、話題の書籍を声優・ナレー…



 

audio book.jpAudibleは双方ともラインナップでは互角の印象です。

有名な書籍でもどちらかにしかない(あるいはどちらにもない)ことが珍しくありませんので、どうしても欲しい書籍がある方はその本を検索して確認できた方に登録するのもアリだと思います。

 

↓日本国内での大手audio book.jpはこちらから



 

↓アマゾンのサービスであるAudibleはこちらから。Audibleで検索するとアクセスできます。



 





 

audiobook.jpとAudibleを比較

さて、ここまでご覧になった時点で利用するサービスが決まったという方は何よりです。

ですが、大半の方はまだ決められていないことと思います。特に、料金についてじっくり比べてから選びたい…!という方は多いんではないでしょうか。

もちろんできるだけ安いところで使いたいと思うのが自然なわけですが、これが意外と難しい。それぞれ料金プランの体系が異なるからです。

ここでは、audio book.jpとAudibleでは、どちらがどういった方におすすめなのかをご紹介していきたいと思います。

まずはざっと、両サービスの概要を比較!

※ スマホだと横にはみ出すことがあるようです。お手数ですが右へスワイプしてください。
audio book.jp Audible
運営 株式会社オトバンク Amazon傘下
聴き放題プラン 750円で対象作品聴き放題 1500円で対象作品聴き放題
毎月1コイン進呈=1作品と自由に交換可
全品30%引き
月額割引 金額によってボーナスポイント(最低300円から)

例:月2200円プラン⇒ 月250円お得
特になし
単品購入 比較的安価(1000円台中心) 高額なものが多い(2000~3000円を超えるものも)
無料体験 30日間無料 30日間無料
その他 一部作品は、Audibleよりもはるかに安く購入できる(詳細は下記) 会員は購入後の返品が可能 (常識的な範囲で)

アレクサで再生できる
 

上の表を見て分かるのは、料金を一目で比べるのは難しい!ということ。

というわけでここからは、具体的な利用方法ごとに料金をシミュレーションしてみたいと思います。

 

各パターンで料金を比較してみる

パターン① 聴き放題作品オンリーでいい派

利用パターンの1つ目は、聴き放題対象作品のみでいいから定額で聴きたいという方。いわゆるサブスクという形態ですね。

この方法でのメリットは、なんといっても安価ですむこと。

デメリットは読めるコンテンツが絞られるということになります。特に、ランキング上位に入るような人気コンテンツは読み放題対象外のことが多いですが…これはやむを得ないところですね。

この方法であれば選ぶのは一択!audio book.jpの圧勝ではないでしょうか。

なにせAudibleは1500円audio book.jpは750円月額料金が2倍違います。

特定の作品を聴きたいというより、決められた中から選んで楽しめれば十分!という方にはaudio book.jpをおすすめします。

 

結論① 聴き放題オンリー派はaudio book.jp!



 

 

パターン② オーディオブックにハマった!好きな本をどんどん聴きたい派



続いてはこちら、オーディオブックに心を奪われたので積極的に聴いていきたいという方。

聴き放題じゃ自分の好きな本が対象になっていないし…多少お金がかかってもいいから、月に何冊かは買いたいというスタイルですね。

両者の料金設定を見比べてみると、Audibleは一冊2000~3000円の価格帯が多い!? そんなの何冊も買ってたらオーディオブック貧乏になっちまうよ、と思うかもしれません。

ところが、実際に計算してみると意外な事実が分かりました…というわけで、シミュレーション。

下記の5冊をひと月で買ったとして、かかる料金を計算してみました。
  1. 屍人荘の殺人 / 今村昌弘
  2. 嫌われる勇気 / 岸見一郎
  3. 自分を操る超集中力 / メンタリストDaiGo
  4. 星の王子様 / サン=テグジュペリ
  5. 火花 / 又吉直樹
まずはそれぞれのサイトの定価を比較!

※ スマホだと横にはみ出すことがあるようです。お手数ですが右へスワイプしてください。
audio book.jp Audible
屍人荘の殺人 1870円 2000円
嫌われる勇気 1650円 3000円
自分を操る超集中力 1540円 2500円
星の王子様 1320円 2000円
火花 1320円 3500円
7700円 13000円
 
狼がコーヒー
…圧倒的過ぎて話になんねえ
 

…と思った方、ちょっと待った! 確かに単品で比べてしまうと圧倒的な差ですが、Audibleにはまだ会員割引と1コインという切り札が残っています。

1コインというのは、Audibleでは毎月1コインがもらえ、好きな作品と交換できるものです。

さらに、月額会員は全品30%割引。これらの特典を使った結果で表を比べてみましょう!

※ スマホだと横にはみ出すことがあるようです。お手数ですが右へスワイプしてください。
audio book.jp Audible(30%引き)
屍人荘の殺人 1870円 1400円
嫌われる勇気 1650円 2100円
自分を操る超集中力 1540円 1750円
星の王子様 1320円 1400円
火花 1320円 0円 (コインと交換)
月額会員費 1500円
7700円 8150円
 
狼がコーヒー
なんか肉薄してきた…?
 

その差は450円!かなりいい勝負になってきました。加えて、Audibleには対象作品読み放題の料金も含まれていることとなります。

ただ、いくつかパターンを変えて試してみましたが、5冊以上買う場合は、ほぼaudio book.jpの方がわずかな差ですが安いという結果となりました。

さらにaudio book.jpは月額料金プランの場合ボーナスポイントが付きます。

仮に月額5500円のプランに入っている場合、ポイントも合わせると月に使える金額は6500円分に!

読み放題が付かなくていいのであれば、audio book.jpの方が割安となることが多いです。

 

ただし例外が!

この計算では月5冊買った場合としています。そして、これ以上の数を買う場合、どんどんaudio book.jpの方が安さでリードして差がついていく可能性が高いです。(作品にもよりますが)

ではこれより少ない数の場合はどうなんでしょう?

月に4冊買ったとします。試しに『嫌われる勇気』を買わなかった場合で計算してみました。

※ スマホだと横にはみ出すことがあるようです。お手数ですが右へスワイプしてください。
audio book.jp Audible(30%引き)
屍人荘の殺人 1870円 1400円
自分を操る超集中力 1540円 1750円
星の王子様 1320円 1400円
火花 1320円 0円 (コインと交換)
月額会員費 1500円
6050円 6050円
 
ビュティ
同額!?
出ました、謎の奇跡。そりゃ管理人もビュティさんになるわ。
本当にたまたまなんですが、2社の意地がぶつかりあった結果なのでしょうか、全く互角の金額となりました。
Audibleの方は、30%引きもそうですがコインによって1冊無料が効いてますね。
同じ作品で比べた時、たとえ30%引きがあっても1冊あたりの値段はAudible(高い)>audio book.jp(安い)の傾向がありました。
加えてボーナスポイント制もあるわけで、量を買えば買うほどaudio book.jpの方が得になってくるというわけです。
もちろん買う本の種類にもよりますが、何度か試算した結果、月に4冊以上買う場合はかなりの確率でaudio book.jpの方がお得という結果になりました。
ただしこれはあくまで支払う料金の話。
Audibleのコイン制は、1か月に1冊ならどんな高額な本でも無料になるということ。管理人がざっと見た中では3500円という本がありましたが、これも無料です。
使い方次第では、Audibleの方がコストパフォーマンスが高いということも考えられます。
特に、月の追加購入が1、2冊ぐらいであれば差がないか、Audibleの方がお得というケースがでてきます。
下でAudibleの強みについて触れていきますので、そこに惹かれた方はAudibleにしてもいい程度の差といえるでしょう。
結論② 月に4冊以上好きな本を購入したい場合はaudio book.jpがお得!

パターン③ 毎月料金を払うほどは使わないけど、たまに欲しい作品を買いたい

月額料金を払わず、一般的な書籍同様、欲しいものを欲しいときに買うスタイルですね。

これはもう断然、audio book.jpの勝ちです。理由は↓の料金比較を見れば明らか。

※ スマホだと横にはみ出すことがあるようです。お手数ですが右へスワイプしてください。
audio book.jp Audible
屍人荘の殺人 1870円 2000円
嫌われる勇気 1650円 3000円
自分を操る超集中力 1540円 2500円
星の王子様 1320円 2000円
火花 1320円 3500円
両社とも、月額プランに入らなかった場合の単品価格です。すべての作品でaudio book.jpが安い!
特に、火花の差はエグイですね。3倍近い金額…。
そもそも、Audibleは会員となる前提の価格設定のような気がします。バラで買う場合、Audibleの価格設定はちょっと厳しいものがあります…。
結論③ たまに単品で買うのであればaudio book.jpがお得!

Audibleの強みはこんなとこ!

3パターンで検証したのに、価格比べの結果はなんとaudio book.jpの3連勝

ですが、買い方によってはそれほど大きな差でなかったのも事実。Audibleに強みといえる点があれば、もしかしたら逆転しうるものかもしれません。

ここからは実際に両サービスを使った管理人が、Audibleの方が良いと思った点を挙げていきます。

Audibleの強み① Amazonを使っていればほぼ手続きなく使える

1つ目はこちら。やはり母体がAmazonというのは強いです。Amazonアカウントがあればそのまま数クリックで使い始められます。

さらに、Amazonポイントも共有できますね。Amazonを普段使う人であればあるほど、このあたりは強みといえます。

 

Audibleの強み② 月額会員であれば、合わなかった本は返品・返金をしてもらえる

これはすごいことだと思いました。Audibleでは、買って作品を聴いた後でも、365日以内であれば返品ができるんです。

365日って、そんな返品保証期間は聞いたことがない…。しかも、面倒な手続きはなくweb画面上で行うことができます。

さすがに何度も返品していると連絡が来たりするようですが。常識的な範囲内であれば対応してくれるようです。

これはオーディオブックという形式上、「買ってはみたもののナレーターの声が合わなかった」「イメージと違った」という声に応えるためのものとのことです。

ていってもどの本に関しても、ちゃんとサイト上でサンプルを聴けるようになっているのにですよ!

それなのにこの神対応は…なんとも太っ腹で、ユーザーからすると嬉しい限りです。

ちなみにaudio book.jpでは返品は不可ですが…むしろそっちが当たり前だと思います。365日以内は返品可なんて、商売が成り立つのか心配になるレベルです。

 

Audibleの強み③ Alexa(アレクサ)で再生できる

これは地味に嬉しかった機能です。がアレクサ使える環境であれば、「アレクサ、〇〇読んで」というだけで買った本の再生をしてくれます。

もちろんアレクサの音声じゃなく、朗読音声ですよ。

管理人はよく就寝時にオーディオブックを使っているのですが、アレクサに対応していると非常に楽ちん

「アレクサ、〇〇読んで」

「アレクサ、20分経ったら止めて」

この二言で、スリープタイマー付きで本を読み上げてくれるわけですから。

audio book.jpにもスリープタイマーの機能はついていますが、寝る前にスマホを触っていると目が冴えてしまうというのはよくある話。

また、思ったより寝付けない時も、アレクサならもう一度呼びかければすぐに再生してくれます。
些細な違いに思えるかもしれませんが、実際に使っていてこの差は大きかったです。
結論④ コスパよりも、Audibleの強みに惹かれた方はAudibleが合う!
↓Amazonのトップページから「Audible」で検索すると行けます。

まとめ

  • 肉薄はしているが、料金ではaudio book.jp優勢のことが多い
  • audibleには独自の強みがある。特に、返品可能は本当にすごい。
 

本日の記事はここまでです。最後まで読んで下さりありがとうございました!@香川照之さんの名前を思い出そうとしてもカマキリ先生しか出てこないことがある管理人kei