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めざせ!第12回小説野性時代新人賞応募への道 ~誰か秋と冬にも長編エンタメ新人賞を増やしてください~

更新がここのところ滞っておりました。今回はその辺の理由なんかも絡めつつ、今後の予定なども触れていきます。

 

近況1 コロナ鬱に若干なっていた

まずは最初に伝えておきたいのがこれ、コロナ鬱の怖さ

管理人は病院に勤めている医療従事者なんです。もっとも、医者でも看護師でもないですので、そのあたりの方々と比べたら直接的な負担などたかが知れているのかもしれませんが…

とはいえ、自分がどこかで新型コロナを持ち込んでしまったら地域医療に与える被害は甚大でして。

絶対にかからないという意志のもと、2月ごろから自粛生活なわけですが…

ウイルスのストレスに加え、好き勝手いうマスメディアやSNSのやりとりにウンザリしてしまいました。

どこがワンチームやねん!と。人間、一生ワンチームなんか無理だなあと思った次第。

そうこうしているうちに、ジワジワ不調は感じていたのですがとうとう心療内科を受診する事態に。

幸い、早めに職場に理解をいただけたことや主治医の先生の適切な対応などあって、現在はだいぶ回復して参りました。しかし、完全復活には二か月かかるよと先生から言われ…正直驚きました。

現在は最悪の状態は脱し、8割型楽になっています。もしこれを見ている方で、心療内科受診を検討されている方がいれば、早めにかかられることをお勧めします。

薬を使うことなどに抵抗感があるかもしれませんが、それであれば話を聞いて整理してもらい、助言をもらうだけでもずいぶん変わります

「今あなたはこういう状態だから、こうすると、これぐらいの時期で良くなってくるよ」といった風に、先の見通しが立つというのは何よりの支えになります。

それと、心療内科を受診するのは心が弱いからだとか引け目を感じる必要はありません。

人の脳はそれぞれの個人で働き方が違います。その中で、通常の処理ができなくなってしまっている時、自分だけでコントロールするのは困難です。

早く良くなりたいと願うのであれば、早めに専門家に相談することが近道です。

僭越ながら、医療従事者の1人としての提言です。

 

 

近況2 創作に取り組んでいた

さて、ブログの更新が停止していた理由の二つ目はこちら。

新作を書き始めていました。これは鬱との兼ね合いを問われると難しいところです。

書くことが自粛生活の中での数少ないストレス解消である反面、脳を休ませる必要がある状態とも矛盾するという…。

そもそも、受診する前は小説を書くどころの状態ではなかったわけですけどね。座っているのも困難でしたから。

先生からは、「あなたはやることが無いと延々と考えるのを止められない状態になっていて、それが不安につながってしまうから、薬でコントロールしながら適度にやることがあった方がいい」

と助言を頂きました。それで無事復職できたということもあります。なので、余暇時間に状態がいいときは小説を書くのはOKかなと思い、続けている次第です。

というか、それもダメになったらいよいよ発散する場がなくなってしまいますわ…。

さて、いろいろと言い訳しましたが、ともかく現在は次の新人賞に向け、新しく作品を書いている最中なわけです。

 

 

どの新人賞に応募しよう

現在書いているのは長編のエンタメ作品に該当すると思います。たぶん、400字詰め原稿用紙で400枚前後ですかね。

昨年はポプラ社小説新人賞に応募して、できるならリベンジしたかったんですけどスケジュール的に無理だと判断しています。

7月は第14回小説現代長編新人賞。ただ、これもスケジュール的にはギリギリ…。あまり無理ができない体調であることを考えると、パスが無難そうです。

8月は第12回小説野性時代新人賞。

これはスケジュール的には十分射程圏内なんですが…気になるのは、けっこうインパクトの強い作品が受賞する傾向があるのかなというイメージ。

それと、受賞作品なしの年がわりと結構あって、やたらハードルも高そう。

現在書いている作品はすごく革新的な作品ではないので、カラー的にどうなんだろうと考えてしまったり。

では次の賞は…というと、もろもろ調べてみると来年3月の第33回小説すばる新人賞まで飛びそうなんですよね。

間にエンタメ系の賞はあるんですけど、応募規定が合わなかったり、ミステリーが強い傾向のある賞だったり。

いやー、来年の3月って。だいぶ間隔が空きますね。3月に応募しても、結果が出るまでまた何か月かかかりますので…

この出版不況の中恐縮なんですが、どなかた秋か冬にもエンタメ長編の新人賞を作ってはくれませんか。というか、6~8月のこの3つの賞、1個移動してくれたらいいのに…とか無茶なことを考えたり。

とかなんとか、まずは書かなきゃ始まらないのにいろいろ考えてしまうんですよね。だいたい、どの賞でも落ちるんだから一緒じゃんと言われてしまえばそれまでなんですが…

そこはかわいいわが子のような作品ですから。少しでもよい条件の賞に出したいというのが親心。

どうしよう…と思案しましたが、結果ひとまず第12回小説野性時代新人賞を目指すこととしてました。

嬉しいのは、選考委員に辻村深月さんがおられるということ。

すごい作家さんなのは今さら言うまでもないんですが、管理人的にはなんというか憧れの対象なんですよね。

もしかしたら憧れの作家さんに選考してもらえるかもしれない…これもまた夢があって楽しい。

たとえ最終選考までいく確率は低くとも、目指し甲斐があるといえるかもしれません。

 

 

今後のこのブログについて

さて、最後にこのブログの更新についてです。

当然これから先も続けていく所存なんですが、現在管理人は3つのミッションを抱えています。
  1. 体調をできるだけ早く万全にする
  2. 新型コロナの感染をせず、広げず、業務を継続する
  3. 余暇に小説を書く
 

というわけで、ブログまでこれまで通りのペースで平行する余裕はなさそうなのが現状です…。

更新を楽しみにしてくださっている方には申し訳ありませんが、しばらくはスローペース更新で行っていきたいと思います。

引き続き、皆様の文芸ライフと健康の充実をお祈りしています!

 

本日の記事は以上です!最後まで読んで下さりありがとうございました@壇蜜と三密になりたい。管理人kei