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【本当にあった怖い話】カギを落としただけなのに(インロック)。身近に潜む、家に帰れなくなる恐怖

今回は番外編ということで、管理人が昨日体験したてホヤホヤの、本当にあった怖い話をしたいと思います。だって、誰かに話さないとやってられない。

ということで、文芸はまったく関係ありませんので興味がない方は飛ばしていただけると幸い!

皮をはがれたウサギ 皮を剥がれるほどの衝撃

 

 

こんな方は特に気を付けて

基本的には管理人がイタイ目に合う話なので、笑い話にしていただければいいんですが…こんな条件に当てはまる方は同じことがあるかもしれないので、教訓にして頂けるとなお良いかと。

 

特に気を付けてほしい方
  • 1人暮らし
  • 原付やバイクに乗る
  • 近隣(歩いて行ける範囲)に頼れる友人や知人がいない
  • 最近疲れている or 疲れてはいないけどちょっとした手違いをよく起こす
 

では、実際に何が起こったのかお話していきましょう…

 

 

1日目の悲劇は笑い話だった

事件が起こったのは三連休初日のお昼。結論からいうと、なんのことはない。原付でインロックをしてしまったんですよ。

 
インロックとは?
鍵が車内に閉じ込められ、鍵が取れなくなってしまうことです
 

管理人は普段原付に乗っているんですけど、原付など二輪車は座席の下にヘルメットを収納できるようになっています。あの収納スペースのことをメットインと言います。

メットインはオートロックであり、閉じると勝手に鍵がかかります。

ちょっと疲れていた管理人は、どういうわけか原付の鍵をそこに放り込んでしまったわけです。

無意識にメットインを閉めてしまい、メットインの中はさながら密室殺人の現場のようになってしまいました。なにせ、メットインを開けるための鍵はメットインの中ですから。

メガネを探すためのメガネがないみたいな。飛影を探すための飛影がいないみたいな(古い)。

でもまあ、これだけならそこまで焦ることでもない。

家に帰れば予備の鍵がある。家まで歩いて20分ぐらいの地点でしたので、めんどくさいけどまあ大丈夫…と思いきや。

 

鍵

家の鍵も原付と同じキーホルダーの中だ! メットインが開かないと家にも帰れないじゃないか…

ならば。然るべきところに依頼して開けてもらうしかなかろう。しかしこういう時の然るべきところってどこだろう。原付を押して行ける範囲でどこがあるか…まずはスマホで調べよう

 

……そこで気づく。スマホもメットインの中!ついでに財布もメットインの中!現金もクレカも電子マネーも全部メットインの中!

もはやメットインの密室殺人現場にはkei家の全財産が封入されていることに。さらには緊急時の連絡手段までも。

焦るカエル  徐々に事態が飲み込めてきて焦る管理人

 

絶望感に苛まれながら、管理人は思い出しました。歩いて15分ほどの所に、この原付を買ったレッドバロンがある!

というわけで、開けてもらえるのか確証もないまま、原付を押してレッドバロンへ。管理人をあざ笑うかのように、空からは春時雨が…。

 

崇めるカエル レッドバロン様は神でした

 

開けてもらえるんだろうか…開けてもらえたとしても1万円とか取られるんだろうか…不安の胃痛と原付の重たさに四苦八苦しつつ、出迎えてくれたレッドバロンのお兄さんは

「やっちゃいましたかーw 大丈夫ですよ!ちょっと待っていて下さい」

とさわやかな笑顔、そしてあれよあれの間に密室殺人の封印は解き放たれることに。その時間は10分ほどでしょうか。

そして980円のバカ安会計!マジなんかレッドバロン!全財産を人質にとってるんだから1万円とか請求すればいいのに!大好きだ!

というわけで、レッドバロン様の神対応により、管理人の間抜けなミスは笑い話程度の被害で済んだのです……この時点では

 

 

2日目に本当の恐怖が訪れる

翌日。レッドバロン様に感謝しつつ、再発防止策を講じておりました。現実的な防止策は、財布に予備の鍵を入れておき、財布はメットインに入れないようにすることでしょう。

というわけで、財布とスマホを入れたカバンは運転中もメットインには入れないことに。というか元々運転中は入れないんですが、昨日は荷物が多かったので入れてしまっていた。

あとは家に予備の鍵があるから、家に着いたら予備キーを財布に入れよう…と家に着いた瞬間。

放心状態のカエル 自分で自分が理解できない

 

やっちまいました…なぜかメットインに鍵をポイしていたんです。今回は事態のマズさがすぐに飲み込めました。だって2日連続だもん。

この話、いろいろな種類の怖さがありますが管理人は自分自身の行動が一番怖い。

ただ、昨日と違うのは財布とスマホはメットインの外でした。まだ事態はマシか…そう思ったのは大いなる勘違い。

恥をしのんで2日続けてレッドバロンさんに行こう…と考えたところで嫌な予感が。腕時計を見る管理人。

20時…レッドバロンの営業時間も20時まで…。明らかに間に合わない。

ま、まあもう家には着いているんだから、明日になってレッドバロンに持っていけばいいか…と思いきや。

鍵

 

ああ!家の鍵は原付と同じキーホルダーだ!(二回目)

…え? 今晩どこに泊まったらいいん?

近くに友人でもいればいいんですが、あいにく泊めてもらえそうな友人は電車か車で移動しないと無理な距離にしかおりません。

事情により絶っっっ対に新型コロナウイルスをもらうわけにはいかない管理人。そして管理人が住んでいるのは日本で二番目に新型コロナが流行ってしまっている愛知県。

電車には極力乗りたくない。そして管理人は車を持っていない。

これはなんとかして今晩中に原付を開けるしか…でないと着の身着のままで野宿になってしまう。多少の出費は仕方ないと覚悟し、夜でも対応してもらえる方法を検索すると…

鍵の出張レスキュー発見!これしかねえ!ということで電話したところ。

 
道化師カエル
OK! 人よこすヨ! ただ以下の条件だからそこんとこヨロスク!
  • 20~40分待っててね。
  • 値段は見てみな分からんわ。すまん。
  • 夜間対応だし、キャンセル料は8000円かかるから気をつけるんだぜ。
 

とのこと。1万円ぐらいの出費は覚悟していた管理人、藁をもすがる思いで救援を要請しました。

ちなみに電話対応の方は↑のような怪しい言い方はしてません。丁寧に話してくれました。管理人の精神状態によって歪んだ描写になっていることをご容赦下さい。

 

 



――――――30分後―――――

ウサギとカエル

来ない。自分ちの前だしめっちゃ恥ずかしい。

 

 



――――――40分後―――――



来ない。友人とLINEしたりしてたけどスマホの充電が15%を切って焦り始める。

 

 



――――――55分後―――――

増えるウサギもう少しで悟りを開いて増えるところだった

 

来な……来た!ようやく来た!

最大40分って言ってたのに…こんなにかかるならキャンセルしようかとも思ったけど、8000円のキャンセル料が惜しくてキャンセルできなかったぜ。

でもまあ、鍵を救出してくれれば万事OKっす。

 
道化師カエル
この感じだと料金表のここになって…料金はこれぐらいですね
鍵救出の代金
アイス食うオオカミ
kei
ファーwww
26400円って…交通費ケチって最低限しか帰省しないようにしてるのに、ほぼ1回帰省できる金額やんけ!
正直予想外でした…こんなにかかると分かっていたら他の方法をもっと考えたんですが。後で説明しますが、後から考えるといろいろとやりようはあった。
開けてくれて感謝はしているんですが…キャンセル料8000円、且つ見てみないと金額が分からないと言われたときにもう少し慎重に考えればよかったと後悔。授業料だったと思って諦めるしかない。
 

 

後から思う、夜間インロックしてしまったときの対応

自業自得とはいえ、なんとも悲惨な目にあった管理人…同じ悲劇を繰り返してはならない!それは管理人だけでなく、全世界のおっちょこちょいなバイク乗りの方も含め!

まあそうそうインロックなんて起こらないんですが…管理人も10年近く原付に乗っていますが2回目ですし(初めじゃないんかいというツッコミはスルーで)。

ここまでのやらかしはそうあることではないと思いますが、万が一同じような事態が起きたときのため、考えられる対応を載せてみます。

案1.メットインの横から手を入れる

この方法は知っていたんですけどね。バイクの機種によってはメットインを持ち上げると少し隙間ができるものがあります。

ただ、管理人の原付は全然隙間ができず。しかも、無理にするとシートを破損してしまう恐れも。実行するときは自己責任ですね…

 

案2.レッドバロンのロードサービスに連絡する

あとから思えばこれが一番よかったんじゃないかと思うんですが、レッドバロンでバイクを購入した人の場合、24時間対応のロードサービスが使えるんですよね…。

いくらかかるかなどの詳細は分かりませんが、鍵屋さんよりは間違いなく安く済んだであろう。なにせ店頭に持ち込んだときは980円でしたからね。

出張費や夜間対応費が乗ったとしても26400円は超えないと予想します。

 

 

案3.ホテルかネカフェで一晩過ごす

管理人の家からはネカフェは徒歩圏内に無いんです…新型コロナの件が無ければ電車で移動できたんですけどね。

ただ、徒歩で行けるホテルが一泊7000円で利用できるという事実。翌日レッドバロンに持っていけば計8000円で事態は解決だった…

手間は鍵屋さんよりかかりますが、費用がこれだけ抑えられることを考えると十分選択肢に入ってきます。というか、26400円もかかると分かっていたらこっちを選んでいた…。

調べるウサギ  よく調べることの大切さを学んだのであった…

 

 

実はこれでも最悪の事態じゃなかった。真の恐怖の条件とは

というわけで散々な目にあったのはまだ昨日の出来事なわけですが…よくよく考えてみると、もっと恐ろしい状態になる可能性もあったことに戦慄。

もっと恐ろしい事態の条件、それは1日目と2日目の条件が重なったとき。つまり…

財布もスマホもメットイン (1日目) + 近隣のバイク店が閉まった後 (2日目)

 

この場合、レッドバロンも鍵のレスキューも使えないことに。さらに友人にも頼れません。

実は、2日目のとき車で40分の場所から「駆けつけてやろうか?」という友人もいたのですが、家族もちですしさすがに申し訳ないので断りました。スマホがないと、この救助要請も使えないことに。

家にも帰れないし…ではどうするかとなると、原付を押して夜の町を徘徊することになるわけです。

 

交番に行きますか? ただ、管理人の立地条件でいくと交番は歩いて15分ほどのところ…そこにお巡りさんがいてくれれば良いですが、巡回中で不在のこともありますしね。

コンビニで電話を借りる…でもスマホがないと連絡先も分からない。鍵のレスキューの番号を調べてもらうかですね。優しい店員さんに出会えることを祈るか…。

こうして考えると本当に野宿するハメになる可能性は低いかもですが…いずれにしてもかなりツライ状況ですね。

ちょっとした手違いで、休日が絶望の無間お散歩コースになってしまう可能性があるわけです…一寸先は闇だ。

這うカエル こうなっていてもおかしくなかった

 

 

おわりに

長くなりましたが、以上が管理人が昨日体験したてホヤホヤの、本当にあった怖い話の一部始終です。

こんなこと普通起こらない!と思うでしょうが…管理人自身もまさか2日続けてこんなことになるとは夢にも思わなかったんです。

背景には疲労もあったかと思います。普段と違う精神状態や疲労時、不調時は予期せぬ事態が起こるもの。

新型コロナの影響で穏やかでない日々が続きますが…適度に発散、休憩して体調を整えましょうね!と、一番自分に言い聞かせないといけない管理人でした。

 

本日の記事は以上です。最後まで読んで下さりありがとうございました!藤田ニコルがかわいいかどうかで友人と喧嘩した管理人kei (かわいいに決まってんだろ)