さて、ここから今回の記事についてです。
当ブログの管理人keiもそうなんですが、小説の執筆は何か本業と平行しながら行っている方が多いのではないでしょうか。
仕事であったり学業であったり家事であったり…要は作家志望の皆々様は多忙な人が多いと思うのです。
そんな中、限られた時間で効率よく筆が進むツールは無いものか…と、当ブログでも様々なグッズやアプリケーションなどを紹介してまいりました。
そしてこのたび、管理人がずっと憧れていた分離キーボードに手を出し半年ほど使ってみました。先に言ってしまうと、これが大ヒットだったわけです。
今回の記事では、この分離キーボードのメリットとデメリットについてご紹介していきたいと思います!
目次
そもそも分離キーボードとはなんぞや?
まず、分離キーボードという言葉自体を初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか。かく言う管理人も、以前マツコの知らない世界の「キーボードの世界」という回で見るまでは知らなかったものです。
百聞は一見に如かず、我が家の分離キーボードの写真を早速じゃん!
写真が下手とか、机が汚いとかの感想は心の中だけにしまっておいて下さい…
ノートPCにディスプレイとキーボードをつないでアレクサまで置いているので配線がごっちゃごちゃなのもご愛敬。
それよりもこれ! 分離キーボードというものがどういうものかお分かり頂けたでしょうか?
分離キーボードとは名称そのまま、真ん中で真っ二つに分離されているキーボードのことなのです!
分離させることになんの意味があるのかって…それがもう、大アリなんですよ。
キーボードが二つに割れただけで、姿勢改善、疲労軽減、腱鞘炎対策、酒池肉林(?)のスーパーキーボードになっちゃうんです。
分離キーボードのすごいメリット
では分離キーボードのメリットを見ていきましょう。上の図を見て下さい。皆様、なかなか左のような姿勢をとれているという方は少ないのではないのでしょうか。
特に執筆作業というのはつい集中して前かがみになりがちなもの。どんどん右側のような猫背になっていきやすいわけです。
さらに悪いことに、普段お使いのキーボードのところに両手を置いてみて下さい。いかがでしょう、自然と両手が真ん中に位置し肩をすくめるような恰好になってしまっていませんか?
実は一般的なキーボードというものは、どうやっても肩幅よりも狭い範囲に手を置くことになるので猫背や窮屈な姿勢を作り出しやすいのです。
ここで革命をもたらすのが分離キーボード! なにせ真っ二つに分かれていますから! 自分の肩幅の位置に自然にセットすることができるんです。これ、マジでラクチンです。
肩幅の位置にキーボードがあることで、自然な姿勢で打つことができます。ゆえに首、肩が凝りにくい、目が疲れにくい!
なんていっても長時間机に向かう執筆家たちにとって、猫背やストレートネックは宿命の敵ですから。
管理人自身、このキーボードにしたことで肩こりなどの余計な不快感で集中が途切れることはかなり減りました。
以下に分離キーボードのデメリットも挙げていきますが、総合で考えるとデメリットを大きく上回るメリットがあると感じています。
分離キーボードのデメリット
ここまでは分離キーボードの良さを書いていきましたが、購入を検討されている方に対して注意した方がいいなあと感じた点があるのも事実です。というわけで管理人が実際に使って感じた、分離キーボードのデメリットをここにお知らせいたします!
デメリット1 慣れるまで少し時間が必要
やはりというか、キーボードの形が変わるということで慣れるまで戸惑いがあるかもしれません。管理人的にはそれほど気にならなかったんですけどね。配列自体が大きく変わるわけではありませんし。
ただ、例えば分離している部分のキーを押す際、個人のクセによっては空振りなどが生じるかもです。管理人は分離キーボードにして初めて気づきましたが、Bを右手で打つクセがあったようです。
分離キーボードではBは左手側に配置されているため、使い始めはBを打とうとすると空振りになることが多々ありました。
ですが気づいたら慣れていましたので…ここを大きなデメリットと感じるかは個人差がありそうです。
デメリット2 英語配列である
これはデメリット1と似ているかもしれませんが、基本的に令和4年3月の時点で発売されている分離キーボードは英語配列です。※管理人個人で調べた範囲ですので、もしかしたら日本語配列も現存するかもしれませんが…英語配列の解説については↓のサイト様にお任せしたいと思います。まあこれも慣れの要素が大きいでしょうか。
根本がひっくり返るようなキー配置の違いはありませんし、英語配列の方がデザインが好きという方もいますしね。
ガジェット帝国
素敵なキーボードを見つけたけど、英語配列のキーボードだった...。 英語配列のキーボードでも問題なく使えるのかな? 日本…
デメリット3 お値段が少々お高い
3つ目のデメリットはこちら。個人的には購入にあたり、ここが一番の壁だったかなと思います。分離キーボードはまだまだ認知度が低く、メジャーな商品とは言い難いこともあってかお値段が張ります。
管理人が調べたところでは15000円~2万円台という価格帯が多いようです。ちょっと贅沢品かもですね…。
とはいえ執筆活動においてキーボードは超重要ツールですから。一度奮発して買ってしまえば長い相棒になるのもまた事実。
管理人が買ったキーボードで言うと、高いだけあって打鍵感も良い感じです。思いきって迎えた相棒でテンション爆上げさあ執筆! なんていうのも楽しいかもしれません。
デメリット4 左右をつなぐコードが煩わしい
最後はこのデメリット。もう一度管理人のキーボードの写真を掲示しますが…左右の接続は無線にできなかったのか! 高いお値段を払っているのでなおさら思ってしまいます。
ですが管理人が改めて調べたところ、令和4年3月現在で無線接続の分離キーボードは存在しないようです…(存在していたらごめんなさい)
どこのメーカーからも出ていない状況を見ると、技術的に難しいということなんでしょうね。
正直、管理人はこのコードの煩わしさが一番のデメリットかなあと感じています。キー配置は慣れますけど、コードは消えてくれませんからね。
広い机なら問題ないのかもしれませんが、管理人は机でノートを使いたいときなどはキーボードをどかす必要がありそのたび「コードが無かったらなあ」と嘆いてしまいます。
ここが気になる方は、机のスペースと相談しながらの購入検討となりそうです。また、左右をつなぐコードが比較的細いタイプなどもあるため、そういった種類を選ぶといくらかスッキリはするかもしれません。
管理人愛用の分離キーボードはこれ!
最後に管理人が使っているキーボードをご紹介いたします。リンク
頼りになる相棒です。ムダに光らせたりもできるんで楽しいです(笑)
分離キーボードとしてはオーソドックスな商品になるようです。キーボードを選ぶ際の基準として、打鍵感を左右する軸の種類が挙げられますが、こちらは初めてメカニカルキーボードを使う人にオススメとされる茶軸ですのでとっつきやすいかと思います。
キーボードの軸ってなんぞ? という方は↓のサイト様をご参照ください。
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よく〇〇軸と言われているのは基本的には【CHERRY社のCHERRY MXキース...…
まとめ
以上、分離キーボードについてご紹介いたしました!個人的には世間の認知度が無い割に、使ったときの快適さは感動ものと感じています。
安い買い物でない割に、ほとんど店頭にも置いていないためお試しができないのが難点ですが…
猫背や肩こり、腱鞘炎などに悩んでいる方は購入を検討するのも良いかもしれません。体の不調で集中力が削がれるのは、執筆の上で大きなマイナスですからね!
本日の記事は以上です。最後まで読んで下さりありがとうございました!@春日みたいな姿勢に憧れる管理人kei