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小説を書くためのアイデア磨き、練習にオススメ! 公募ガイドの投稿コーナーで武者修行しよう

公募ガイドといえば様々な小説の新人賞の応募概要が掲載されていることから、作家志望者の方にはお馴染みの存在かもしれません。

しかしこの公募ガイド、新人賞のスケジュール確認だけに使うのはもったいない一冊なのです。

作家志望者を読者ターゲットとしているだけあり、読者が参加することで自然とトレーニングになるようなコーナーが目白押しです。

というわけで今回は、公募ガイドの中でも執筆鍛錬のために活用できるオススメコーナーについてご紹介していきたいと思います。

トレーニングになるうえ、雑誌に掲載されれば賞金ももらえますし、何よりうれしい! これは一石三鳥の見逃せない一冊ですよ!

 

 

公募ガイドとは

と、コーナーのご紹介に入る前にまずは簡単に公募ガイドについてご紹介。

創刊      1985年

発行者       公募ガイド社

発売日       毎月9日

価格        680円

掲載内容

・広く公募に関しての情報(小説、エッセイ、ネーミング、写真、俳句、その他)  令和3年6月号では224件の公募が紹介されている

・創作に関連する技法、テクニック、不安解消などについての各企画

・読者投稿コーナー

 

ざっとまとめると上記のようになります。

百聞は一見に如かずということで、もし見たことがないという方は一度店頭で手に取ってみるのが良いかも。

よほど小規模の本屋さんでなければ置いているはずです。文芸雑誌のコーナーか、クロスワードなどの公募雑誌が置いてあるコーナーのどちらかに置いてあることがほとんどだと思います。

ちなみに管理人は以前はちょこちょこと買っていたのですが、最近は年間購読に切り替えました。

毎月送られてくるため、投稿が日常的になり自然と創作について考える時間が多くなるので個人的には正解だったなと思っています。

 

毎月1編の掌編を書こう! 最優秀作品には3万円! 阿刀田高のTOーBE小説工房

内容   お題に沿った掌編小説 例:令和3年7月号のお題は「目」

賞金   最優秀作品1点に3万円(商品券)

審査員  阿刀田高

規定枚数 400字詰め原稿用紙換算5枚

 

ここからはオススメのコーナーを1つずつ取り上げていきたいと思います。

最初はこちら、いきなり目玉といってもよいコーナー。『阿刀田高のTO-BE小説工房』です。

毎月提示されるお題に沿った掌編を書き、応募するといったもの。

最優秀作品は公募ガイドに掲載され、3万円分の商品券がもらえるという嬉しい特典あり。

最優秀作品以外も、佳作と選外佳作の計17作品はweb版公募ガイドに掲載されるため張り合いがあるというもの。

そして審査を務めるのは直木賞など数々の文学賞を受賞し、自身も小説すばる新人賞の審査員を務める阿刀田高さん。

毎月阿刀田高さんからの選評も掲載され、そこには創作についての手がかりが得られるようなコメントもしばしばです。

応募数はおおよそですが300~400通程度になることが多いようです。

規定枚数が400字詰め原稿用紙換算5枚までであり、練習として毎月書くにもほどよい規模ではないでしょうか。

文芸系の公募は応募から結果が出るまで時間がかかるのが難点ですが、本企画であれば初作は2~3か月程度待つ必要があるものの、以降は毎月書けば毎月結果を待つことができます。

武者修行かつ賞金も期待でき、ライバルたちの作品も気軽に読むことができることから、参加することで自然なレベルアップが期待できる企画といえます。

なお、管理人はしたことはありませんが、希望者は応募作品の添削をしてもらうこともできるようです。※有料です

自作について忌憚ない意見をもらう貴重な機会として活用するのも一考といえるでしょう。

 

 

比喩、発想を鍛えよう! 氏くんの♯人生は何にでもたとえられる

内容   お題を別の言葉に例える。

例:6月号のお題「勉強について」 最優秀賞「勉強は熊だ。背を向けてはダメ」

賞金   最優秀作品1点に金券5000円分 優秀作品2点に2000円分

審査員  氏田雄介

お次はこちら、『氏くんの♯人生は何にでもたとえられる』をご紹介したいと思います。

これはもう短編小説と比べるとずっとシンプル。なにせ最新号の受賞作「勉強は熊だ。背を向けてはダメ」という一文からも分かるように、作品はほぼワンフレーズ。

「〇〇は〇〇だ。〇〇〇〇〇〇だ」というテンプレートの中で勝負する決まりとなっていますので、誰でも取り掛かりやすくかつ奥深いコーナーといえます。

閃きによっては秒殺で秀逸なフレーズが生まれるかもしれず、ちょっとした隙間時間や通勤中などでも考えることができるのも大きな魅力です。

そしてここで鍛えられた発想というのは、小説を書く際に意外性のある表現や比喩にもつながっていくことが期待できます。

ちょっとした頭の体操にもなり、小説脳も鍛えられ、あわよくば5000円がゲットできるかも…となれば、やらない手はないですよ!

 

 

人を惹きつけるフレーズを作ろう! 渡辺潤平のコピー道場 コピトレ!

内容   お題に対してキャッチコピーを付ける。

例:6月号のお題「お財布のキャッチコピー」 金賞;出せ!しまえ!落とすな!

賞金   金賞:金券5000円分 銀賞:金券1000円分 白・黒:記念品

審査員  氏田雄介

最後にご紹介するのはこちら、『渡辺潤平のコピー道場 コピトレ!』です。

こちらもシンプルですが発想力、物事の本質をとらえる力、着眼点など要する奥深い題材です。

やり方は簡単、お題に対して自由にキャッチコピーを付けます。それだけ!実にフリーダム!

でも考え出すと案外沼にハマりますよ。シンプルで且つ人の心に響くもの…難しい! しかしこうして磨いた発想力は小説を書く上でも生きてくること間違いなし!

 

 

まとめ。毎月参加することの有用性

以上、公募ガイドにて毎月連載されている読書投稿コーナーから3つを選出しご紹介しました。

管理人もほぼ毎月応募し、これならいけるでしょーと思いつつ入選できません。そして入選作品を見て納得。なるほど、そのアイディアがあったか…と。

小説を書く力をつける上で、公募ガイドの読者投稿に参加する意義はやはり応募と結果のサイクルの速さが挙げられるのではないでしょうか。

参加⇒結果発表⇒他参加者の作品を読む⇒参加……といったサイクルを毎月繰り返すことができるわけです。これは他の一般公募ではなかなかマネできず、武者修行にうってつけの場と言えるのではないでしょうか。

実は今回、ご紹介したのは3コーナーでしたが実際には他にもたくさんの創作に役立ちそうな読者投稿コーナーがあります。ご興味がある方は一度本誌を手に取ってみるといいかも。

創作力がつくだけでなく、単純に入選したら嬉しいですしね!お小遣いもゲットできるという。

もちろん小説を書く力を付けたいのなら実際に書くのも手なのですが、ずっと自作と向き合うというのは煮詰まってきやすいですからね。

たまには趣向を変えて発想する機会をもつのも有効な方法といえますね。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました!本日の記事は以上です@家のネット環境が酷すぎてYahooトップがろくに読み込めない管理人kei