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つい〆切を過ぎてしまう? 執筆スケジュール管理に便利なテンプレート・ツールをご紹介 これでもう書けない日々からおさらば!

いかにアマチュアとはいえ物書きたるもの、誰もが〆切に追われる運命…。

新人賞の応募〆切であったり、なろうやエブリスタといったweb小説の投稿予定日であったり、即売会やサークル会報誌の〆切であったり…

長編ともなれば400字詰め原稿用紙換算で400枚、500枚、あるいはもっと多量の枚数を期限内に書き上げる必要があるわけです。

枚数が多いだけに、やみくもに書いていると疲労も不安も溜まる一方というもの。ここはひとつ、便利なテンプレートを使っていらない不安は払拭しようじゃありませんか。

というわけで今回は、そんなお悩みをサクッと解消してくれるテンプレートをご紹介したいと思います。

管理人自身使っておりますので、その便利さは保証しますよ。

 

 

Excelなど表計算ソフトさえあれば無料ですぐ使える!

というわけで早速テンプレートをご紹介。テンプレートのタイトルは「チャレンジ・目標管理表」

うーん、シンプル。なにせこのテンプレート、Microsoftの公式ページで公開されているものですから。

 


目標達成をはじめ、日々の業務の進捗状況や
達成度を記録するのに役立ちます。…



なので、安心安全、うっとうしい広告などもなく無料で使えるというわけです。

また、気になる互換性ですが、管理人はキングジムの表計算ソフトを使用していますが問題なくテンプレートが使えました。Excelと互換性のあるソフトであれば、恐らく問題なく動作すると思われます。

百聞は一見に如かずということで、実際の画面が↓のようになっています。

目標管理シート
狼がコーヒー
kei
執筆だけでなく、さまざまなスケジューリングに使えるシートになってます!
 

恥ずかしながら、管理人が実際に使っている画面になります。いかに遅筆であり、日ごろサボっているかがバレバレですね……。

そんなことよりも今は、肝心のテンプレートの中身にご注目!

実際にどのようにスケジュール管理に活かしていくのか、実例を見ていきましょう。

 

 

使い方STEP① 〆切日(第一稿完成目標日)を設定

管理人の使い方としては、目標の〆切日を最初に設定しました。3月31日が〆切の新人賞に応募するためには…第1稿は2月15日には完成させたい!としています。

過去の記事でも上げさせて頂きましたが、作品のクオリティアップには推敲という作業が欠かせませんからね。それもできれば、一旦原稿から離れて冷静になる時間をもってから取り組むことが理想的。  

まあ自分で書いた↑の記事で、〆切日の二か月前には第一稿完成が理想的…とはいったものの、自分は今回6週間前を〆切に設定しました。今回に関しては二か月前は厳しすぎたのです…ご勘弁を。

ともかく、まずは第一稿を何月何日に完成させたいのか、自分の中の〆切を明確にすることが大切です!

 

 

使い方STEP② 残日数と予定ページ数を設定

次のステップでは、自分が決めた〆切まであと何日かを導き出します。簡単な話、今日その日から〆切までを引き算しましょう。

管理人の場合、11月29日にこのシートを使い始めました。目標は2月15日の完成ですので、残された日にちは75日ほど。

そして書いている作品はだいたい400ページ強ぐらいで完成かな…と想定しています。

ということは400日÷75ページで1日辺りに書くページ数が見えてくるというわけです。ただ、管理人は多少ページ数が想定より増えてもいいよう、余裕をもって500ページで計算しました。

この辺りは使う方の感覚で勘定しちゃいましょう。

また、管理人の場合このシートを使い始めた時点で146ページを書き終えていました。つまり、500-146のおよそ350ページを、75日間でどう書いていくか、ということを作戦立てる必要があるわけです。

この計算の結果、1日平均4.5ページを書き続ければ目標達成ということが分かりました。

 

 

使い方STEP③ 自分の生活スタイルに合わせてスケジューリング

さて、あとは1日4.5ページを目指して書いていくだけ…といきたいところですがちょっと待った!

毎日同じペースで書き続けられるとは限りませんよね? 例えば管理人の場合は社会人ですので仕事があります。出勤日と休みの日では全く書ける量が変わってくるわけです。

というわけで、出勤日と休日で目標を変えることにしました。

方法は、管理人の場合まず1週間あたりの目標を出しました。350ページを完成させるためには、週に33ページを書くことが必要だと。

あとは33ページを週休二日の計算で割り振るわけですが…この割り振りのバランスはその方の考え方で変わってくると思われます。

管理人は仕事終わりに書ける現実的な目標として2ページを設定。週5日の出勤日×2ページで10ページを書きます。

残りの23ページは休日の2日間で…ということで、休日は11ページを目標にしました。

 
オオカミが読書
kei
小数点以下を切り捨てたあたり、自分への甘さがにじみ出ていますね…
 

 

使い方STEP④ 目標達成できたか、日々チェックを続ける

ここまできたら後はひたすら書くのみ!

このテンプレートの良い点は、書いたページ数を打ち込むだけでグラフ化されること、また、目標達成できたかを毎日〇×でチェックできるという点があげられます。

ここで改めて、管理人の悲惨な表を見てみましょう。

目標管理シート

 

このように、日々達成したかどうかをチェックできるため自分にムチを振るうにはうってつけです。実際、ここに〇を入れるときの達成感はなかなかのものがあります。

ここに〇を付けたいから、しんどいけどあともう1ページ頑張ろう…ということが起きるわけです。(その割に達成率が低いのはスルーでいきましょう…)

また、もう一つ注目して頂きたいのはメモの欄です。ここには自由に記載ができるわけですが、管理人は貯金と借金を記載しています。

つまり、目標を上回って書けた場合にはその分を+、目標を下回っている場合には-をしていくわけです。

12月15日の時点で、管理人のペースはというと…マイナス34! 予定を34ページ下回っているわけですね…すでに破綻しているような気がしないでもない。

 

 

テンプレートを使うメリットまとめ

ここまでご紹介したように、このシートを使うことで気軽に執筆スケジュールを立てることができるわけです。

メリットを簡単にまとめると以下2点が大きいでしょう。
  1. 目標が視覚化される
  2. 達成感も視覚化される
  3. 余計なことを考えずに執筆に集中できる
 

特に視覚化、というキーワードは大きいですね。〇か×か、自分が頑張った結果が積み重なっていきますので。〇を付けたら明日も頑張ろうと思えるし、×がつけば次は頑張ろう、と日々にメリハリができます。

執筆は長期戦ですからね…単調に続けていると身が持たないというもの。

そして、視覚化することで漠然とした不安や焦りから解放されます。最近書けていなかった気がするけど、見返してみると結構頑張っているな、という風に自分の足跡から勇気がもらえます。

あるいは、気が付けばこんなに×を続けていた…自分に喝を入れるために使うのもいいでしょう。いずれにしても、頭の中で悶々とするよりも視覚的に打ち出してしまう方が断然オススメです。

余計な雑念はさっと視覚化して、執筆に集中できるコンディションにもっていくのも大切なテクニックと言えるでしょう。

 

 

本日の記事は以上です。最後まで読んで下さりありがとうございました!@大病していないのに医療保険の審査を落とされた管理人kei